屋根裏(物置)部屋
7年前の新築時、デザイナーが「屋根裏部屋なんかいりませんか?」うーん、すでに予算はかなりオーバー。悩みながらもお断りする。「では、階段だけでもつけておきましょうか?」当時子供は10才と6才。この階段を見つけたら登らないはずがない。フロア材が打ってない天井裏に登られ、足でも踏み外されたら大事と、これも断る。
しかし、当時の判断を少しずつ後悔し始め、その後悔はだんだん大きくなっていった。そこへインターネットオークション。あの天井階段が25,000円!私の目にとまったのが運の尽き、その後のことも考えず思わず入札・即落札。しばらくこの天井階段とのにらめっこが続く。。。
何ヶ月かの後、ついに行動を起こすときがきた。昨年の秋だ。建ててもらった工務店にお願いして取り付けてもらうことに。ちょうどお抱えの大工さんが仕事の狭間で遊んでいたので人手間賃でOKだとか。いよいよ後悔を取り戻すときがきた。
階段をつけるだけでは、天井裏に上れないので、フロアー材を探す。やはりネットが便利だ。だいたいの面積を予測し注文。そして大工さんの登場。
懐かしい顔が2つ。新築の時、お世話になった大工さんだ。この大工さんはお父さん、男4兄弟でやっているらしい。お父さんは昔ながらの大工さんだが、息子たちはツーバイ専門。仕事が速い。少しの間、昔話に花が咲くが、15分もすると彼らの目が輝き出す。今日は長男と、次男。
6時間ほどで作業は終わった。私は仕事の関係で最後を立ち会えなかったが、帰るなりもう子供たちが遊んでいた。「お父さん、すっげー、みてみて」
次の週末、子供をミニバスに送り届けてUターン。さっそくパインのフロアー材に取りかかる。が、登ってみてびっくり。屋根裏中に電気の配線が交錯している。うーん、電気屋さんにはもしかしたら屋根裏部屋にするかもしれないから配慮して配線してとお願いしていたのだが、後の祭り。のばせる部分はのばして、なんとか床が張れるようにするものの一部線が露出してしまうはめに。トホホ。
大工さんにフロアー材の張り方を教わっていたので、さっそく作業に。秋も冬に近い時期、この時期でないと夏は暑く、冬は寒くて作業ができなかっただろう。電気コードに悩まされながらも土、日でなんとか2坪を完了。ざっと見はかなり上手にできているのだが、材の隙間を注意深く見てみると狭かったり広かったり。でも、子供たち、「すげー、かっこいい」
想像通り、次の日から子供たちの格好の遊び場になってしまった。しかし、これだけはきつく注意、「冬や夏は絶対登っちゃダメだよ。」
ところが、肝心の照明設備がない。じゃあ、どうやってフロアー材を貼ったのかって、それは大工さんが天井階段を取り付ける部分にあったダウンライトを屋根裏につけてくれたからだった。でも、これでは1部分しか照らさない。何かと不便だ。いつか電気屋さんにコンセント工事をしてもらうことにするとして、いまは我慢する。
かくして、私は後悔を取り戻すことができた。しめて約10万円。(新築時屋根裏部屋を作る見積もりは70万円だった!)一冬すぎて、今。屋根裏部屋はいっぱいの荷物に占領されてしまい、足の踏み場もないことは言うまでもない。
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